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あすくの帰還ED後のドラマCDは自分の中でフリスビー案件になりました。



ということで本編ベースで考えているのですが、帰還EDが消化しきれていません。
正直宿でのあすくと二人の関係が好きだったので、余計あのEDをどう捉えていいのかわからないのかもしれない。
最後にとんでも設定をぶっ込んで来た精神分裂云々の是非は問わないとして、

・現実から逃げずに自分の力で立場を勝ち取ったあすく
・現実から逃避して他者によって向き合えたあすく

この二つに精神が分かれていたとすると、戻りました、融合しました、覚えてました、現実では成功していました、はいハッピーエンドな!ってあまりにもキツくないですか…?
フォロワーさんが「融合というよりむしろ乗っ取り」「キセルのようなズルさを感じる」と呟いていて、ああー!ってなりました。
このズルさは現実で頑張ってきたあすくのみならず、宿から帰還したあすくにとっても、エグい仕打ちだなと感じました。

宿でのあすくは、「親に愛されない自分」という現実から目を背けて、でも捨て切れなくて、中途半端でぬるま湯に浸かりながら苦しんでいたのを、日天に「逃げてもいい」「家を出ればいい」と肯定されて目からウロコになるんですよね。
自分を認めてもいいんだ、現実でも頑張ろう、って思えるようになって、最後は自分よりも日天のことを思いやって、前向きになって、不安とともに帰還して、感動的なシーンにしておいて。

結果アレです。
既に逃げずに頑張っていた自分がいた訳です。

宿で過ごして向き合った経験はなくても、立ち直れちゃってた訳です。
融合したとのことなので、恐らく頑張ってきた自分も自分と認識するんでしょうか。
だとしたらそんな目覚めた時の自分の現状も否定することは出来なくなる。
それって宿で決意した、これから頑張ろうという未来への余地を奪われたことにならないですか…?

正直、恩恵を得たというより、むしろ搾取されたというのに近いと思ってしまった。
あれを過程として話が続くのであれば納得できたのかもしれませんが、あれが結末だったのでハッピーエンドではないなと思った次第です。



…とだらだら書いていて思ったのですが、つまり自分は宿でのあすくが凄く好きだったんだなあ…。
帰還ED後のモヤモヤも、ご都合主義のズルさよりも、宿でのあすくが奪われたことに戸惑っている気がする。

奇しくも「同じではない自分は嫌?」というあすくの言ですよね。
日天は良いと言ったけれど、自分は嫌だったというだけなのかも。
推しが死ぬよりも、好きだった推しが別物に変質してそれを良しとされる方が辛いよねという話です。
いや本当にあすく帰還EDはあれから一悶着起こしてほしくて仕方ない…。
追加要素を震えながら待つことにします。


あすくEDだと、個人的には終焉参が好きです。
中途半端に食べられちゃったけれど何とか命だけは無事でしたED。
あのあすくは日天に対して罪悪感と愛しさを感じつつも、稚拙なレベルながら「現実ではなれなかった医者」になれたという仄暗い承認欲求満たしているのが何ともいい感じです。
酷いチグハグな縫い目の残る身体や、玩具の義眼があすくの精神の稚拙さを際立たせているようで堪らない。
日天を失いたくない気持ちもあったでしょうが、自分の欲を満たすためにも治療をしたんだろうなあ…。
あれぞ正しくメリバなんですが、ゾクゾクする良いEDでした。
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成臣ルート、BAD以外終了。
正直最初は無味無臭枠だったのですが、キャラクター造形が意外な方に転んでいきました。
意外につぐ意外な展開で面白かったです。


成臣の帰還EDが好きだなあ…。
他の三人は重い過去による葛藤や弱さや歪みを抱えていても、基本的にその人自身の性質は真っ直ぐですが。
成臣だけは重い過去ではなく成臣自身の性質として闇を抱えていますね。
帰還EDの最後に笑う成臣良かった。あの笑い声にゾクッとした人多いんじゃないだろうか。
けれどあれは紛れもなくハッピーエンド。‬そこが良い。

成臣にとっては過去や燈のことなんて取るに足らないことなんだろうな。日天に嫌われるきっかけになったから後悔していたけれど、日天のことがなければ別に悪いとも苦しいとも思っていないのでは。
燈に脅されてされたことも、それ自体は正直あまり気にとめているように感じませんでした。嫌は嫌なんだろうけれど、別にそこまで大したことではなさそう。ちょっと害虫に纏わり付かれて鬱陶しいレベル。

案外、成臣は燈と性質はよく似ていると思う。

帰還EDでの成臣の血塗れになりながらの必死の叫びと、最後の笑いに成臣の本質がぎゅっと詰まっている。
一人だけ毛色の異なる闇とえろ担当で、正直意外だったけれど面白かったです。



無味無臭じゃなかったー!ちゃんと味も匂いもしたよ!
同じこと何度も言っているだけの語りです。


笑男帰還EDで、追いかけるように都々之江も目覚めて舌噛んで自殺したって件。
笑男のいない世界にいる意味がないから、後追い掛けて目覚めたのは分かりますが、何で目覚めてから自殺したんだろう…。
捕まってもう笑男に会えないという状況への絶望からか。死刑確定だろうしなあ。

でもどんな感情であろうと自分に向けてほしいってあのストーキング精神からすると、都々之江さんは死刑執行まで生きていた方が、より笑男さんに与えるダメージは深刻だったのでは?と思うんだけれどどうなんだろう。
自分の見えないところで向けられる感情には興味ない派だったのかな。

というか都々之江の心情はまあそこまで重要でもないので、いや本当に記者の言う通りなんですけれど、目覚めた時に復讐の相手が死んだと聞かされた時の笑男さんの感情100000文字で知りたい。
ちゃんと社会復帰しているところから、町での記憶は忘れていても何らかの前向きになった感情は残っていたのかなと思うのですが、刺された時の記憶のまま目覚めて現状を認識した時はそれなりに絶望しただろうな。

あの状況からちゃんとまじめに生きられる笑男さん凄くないですか…?
一体どうやって笑顔を取り戻したんだろう。
しかも日天は関係なく一人で。
依存する他者がいなくてもちゃんと立ち直れる強さを持った笑男さん本当尊敬するし、その中でほんの少しの違和感だけ持って過ごしているの本当に好き…。

帰還EDの感想は全て笑男さんの真っ当さに集約されるよね…。
贄の町、ココルートクリア。
ココの人物像がアンバランスでゾワゾワするよね(褒め言葉)という話です。


●ココの持つ大人と少年のアンバランスな危うさ

ココも完全に第一印象から良い意味で裏切られました。
穏やかで色気あって狡い、でもちょっと弱さも見せつつ、余裕と抱擁力のある大人のテンプレだと思っていました。
だって見た目もポジションも如何にもじゃないですか???
実際、そんな感じで日天をコロコロ転がしつつ悩殺していたじゃないですか???


蓋を開けてみれば、ちょっとどころか大分脆かったし大人と硝子の少年のマーブルチョコでした!!!!

「大人の見せる弱さ」ではなく、大人と少年性が完全に乖離して、それが同居するっていうミラクルが起きていました…。
なにこれ凄い新しい。

大人と言えば大人だし、脆い少年と言われれば少年だし、その両方を持っているのがココかなと思いました。
ただ、その2つが凄くちぐはぐで危うい印象を受けました。
何でそんなアンバランスなんだろう?と考えたのですが、思えば「過去の現実世界の町に来る前のココ」の像と、「町に来てからのココ」が乖離しているんですよね。
記憶喪失というのが2つを乖離するのに拍車をかけている気がする。
もちろん過去の影響で町に来てからも危かったりする訳ですが、表面上は均衡を保っている。「大人の」ココ。

それが過去を思い出したことで逆流してぐちゃぐちゃになった訳ですよ。
でもこれは完全に自分の妄想ですが、過去を思い出したとしても、過去のココ=7年町で暮らしてきた現在のココ、に同化する訳ではないと思う。
数ヶ月どころの記憶喪失じゃないです。7年ですよ。
その間に築いた自分がなくなる訳ではない。
でも思い出した自分も自分の核となる部分で。

癒されないまま置き去りにされた過去の自分を唐突に手に入れて、その過去の感情も、今の自分の立ち位置も両方自分で、本当にどうしよう?だと思うんですよね…。
ココ自身も消化しきれていないような印象を受けます。
だから大人のココの中に、過去のココが断片的に存在することになり、あんなちぐはぐな魅力を持つ人物像になったのかなと思いました。

思えば初っ端から自分の承認欲求を自覚して、それを満たすための取引を冷静に持ちかけるっていう、精神不安定なんだか冷静なんだかよくわからない行為をしているんですよね…。
ココさん、複雑すぎてよくわからない。


何だか結論が空中分解しましたが、大人と少年が乖離する危うい魅力を持つココの話でした。

贄の町はギャップ萌えをうまく突いてきますね!
贄の町プレイ中です。
現在、笑男ルートのみクリア。
ということで久々にブログで長々と語りなんぞを。


笑男さんの自己評価について。
笑男さん自身は自分を酒に逃げて自暴自棄になっていたと自嘲しながら自己評価したけれど、そこまで酷い行動だったか?と言われるとそんな印象もないんですよね
せいぜいちょっとだらしない・お調子者の・酒好き快楽主義・ムードメーカー(面倒見がいい)という感じ。むしろ最後は好印象では??
正直働く必要がない、娯楽もない世界ではすることもないしそんな破天荒な行動でもないような。
でも帰還ED見て納得しました。
笑男さん、ちょう常識人でした。
人生設計しっかりして、甘えることなく目標を達成し、社会に貢献している人じゃん
ああーこれが彼の基盤なら、そりゃ自己評価も厳しくなるよなあっていう。
そして帰還EDでの、記憶を忘れて6年のブランクで日天が会いに行って再会~のくだりなんですけれど、これもこの性格があればそうだよなって妙に納得してしまいました。
正直あれだけしっかり充実して生きていたら、日天の記憶がなくなって、例えそれで違和感や寂寥感があったとしても、目の前のやるべきことをこなして生きていけるよね。
やること沢山あっただろうし、まじめにこなしていたら、6年経つよなあ。曖昧な違和感を追求する暇なんてないよなあ
あれは日天が探して会いに行ってこそ、成ったEDなんだと思いました。
よくやった、日天さん。
最初、見た目とキャラクターイメージで、最低クズ野郎を想像していたので、良い意味で裏切られました。
真っ当に生きている人って素晴らしい。
Twitterの感想にずっと真っ当真っ当言っていて、どれだけ驚いたんだっていう話でした。
 
同人ゲーム、誘蛾灯についてtwitterであれこれ呟いていたものをまとめてみました。
呟き拾っていて思ったのは、
・夜燈の精神状態心配しすぎ
・姫蝶の話多すぎ
・ともえちゃんと揚羽さんに対する感想少なすぎ
・朽葉さんにネタを求めすぎ

という事です。
何度も同じ事繰り返し呟いていて笑いました…どうやら自分は姫蝶のエゴが好きなようです。



【プレイ中&プレイ直後覚書】

・ようやく熟成していた誘蛾灯プレイ始めました。取り敢えず一周目ノーマルクリア。
これ夜燈さんが一番怖いやつじゃない?

・燐は物語の犠牲になった感が凄い。夜燈→燐→姫蝶→夜燈のループ三角関係に見せかけて、実は蚊帳の外な感じがする。
夜燈も何だかんだ燐と「ぼくら」を区別していないだろうか…。
初見はそれ程好きではなかったけれど、じわじわと良い子なのかもという気がしてきた。

・プレイ前評判聞いていた感じでは色々ひっくり返されそうだな…?
しかし夜燈さんの頻繁に起こる記憶障害はそっと病院を勧めたくなるレベル。

・めっちゃゆっくりペースですが、ともえちゃん関係のEDは全クリア。
ともえちゃんは自分には無味無臭枠です…アゲハさんとセットだとちょっとだけ好感度上がる。

・次は噂の朽葉さんいきます。

・まだ50%くらいのクリア率だと思いますが、夜燈の現実逃避力の高さには心配通り越して感心してやまないし、PCゲームで最も頻繁に心神喪失になる主人公だと思う。(当社比)

・弱気な愛され主人公かと思いきや夜燈からはクズの匂いがするよ…(小声)

・最初から薄々気付いていたけれども、姫蝶が好きかもしれない…真相ルート楽しみ…。

・朽葉さんのぬるっと感凄い…。

・何で朽葉さんルートだけこんなにBLなの…?
あと夜燈は真面目に精神科行った方がいい。

・朽葉さんセクハラやめてください。

・朽葉さんのメイン2ルート、朽ちる葉と幸福終了。
朽葉さんの母親の下りの謎解きがまだわからないのですが、別のルートであるんだろうか…?
取り敢えず次は姫蝶いきます。

・姫蝶と夜燈の為にある話じゃない…?って感じがする。
まだメイン入っていない状態でも姫蝶の献身をひしひし感じるのに、夜燈が暴投しまくっていて時折ビンタしたくなりますね!

・び、びっくりした…ここで朱色の回転木馬…?!
CAGEの曲の印象強すぎて廃遊園地に逃避行したのかと思った…。

・というか罪を償って向き合っていくがノーマルで、罪から逃げて二人で逃避行がトゥルーというのに痺れます。
姫蝶にとってのこの上ない幸福が、夜燈が自分を選んでくれた、という事実それだけなんだと思うと、なんかもう。
これをトゥルーに持ってきた睡眠忘街さん凄い…。

・姫蝶ルート一通りクリア。一番最後の解放ルート行きます。
もう最初から最後までやっぱりというか何というか、姫蝶がストライクで好きです…。
たった一人へのせっせと蜜を捧げるような献身に弱い。

・姫蝶監禁ルートも好きでした。
ビフォアアフターの対比スチルがとてもいい…。
でも、「夜燈のあるがままを受け入れる事が出来なかった姫蝶」というのはやはり姫蝶ではないのだろうし、狂っているんだろうなと思うと、あれは正しくバッドなのでしょうね。

・姫蝶は夜燈を全ての外敵から守ろうとするし、やりたい事を叶えてくれるけれど、自ら夜燈を正しい方向に導こう、成長を促そうとは全く思っていないですよね…。
姫蝶の望みは停滞した二人の世界だと思うので、夜燈が自ら成長に進んだら助けてくれるけれど、積極的に動く事はないんだよなあ。

・だって夜燈の成長なんて姫蝶はこれっぽっちも望んでいなかったんじゃないの…?
夜燈が二人で逃げようと言った時の姫蝶の心底嬉しそうな様子が印象的で。
これ以上の幸せがあるだろうか?とばっさり切っているところ姫蝶さん潔くて好きよ…。

・誘蛾灯トゥルーエンド、別名夜燈の思考はクズだけれど、姫蝶が幸せそうだからそれでいいじゃないエンド。

・最初は姫蝶が影になって振り回されて全てを被って悲しいと思っていたけれども、本人からしたら全く不幸ではなく当然の行動なんだろうと思い至ってからは、あの二人は無自覚の共犯者だと思うようになりました。
どっちもどっち。

・朽葉さんは自分には難解でしたが、姫蝶ルートに入ってからの方が、感情が見えて良かったな。
あと一定数朽葉さん×姫蝶が好きな人いるだろうと思いました。自分です。

・朽葉さんは潔癖症なのかな…?
燐に叔父様と言われる朽葉叔父様を見ると、ついフフッてなってしまう。

・プレイ後の朽葉さんの印象は、可哀想な大人でした。あとお色気担当。
何もしていなくても常に何か裏がある風に見せる朽葉さん凄くない…?

・あーそうか、揚羽さんにとっては殺人よりも嘘をつくことの方が重い罪だったのか。

・揚羽さんの好きな台詞は「嘘吐き野朗が」です!

・朽葉さんは30を越えていてほしい謎の貫禄がある。

・…嘘だ…あんなモノクルつけた妖しい紳士の24信じない…。(朽葉さんが24という衝撃の設定を聞かされて)

・からから鳴っていたタイトルの活動写真の音が止まりました。誘蛾灯フルコンプ。
とても面白かったです。

・最後の回収ルート見て燐が好きになったよ…蚊帳の外とか言っていてごめん。
唯一の絶対にはなれなかったけれど、好きだったし大切だったんだろうな。
燐良い子だ…。

・ともえちゃんはずっと無味無臭枠だったけれど、燐とともえちゃんのコンビはとても良かったです。
あと燐から見た揚羽さん観察が怖すぎた。揚羽さん人間っぽくない。



【姫蝶は駄目な夜燈がいい説】

・姫蝶のあの自分の中で完結した幸せ見つけているところが大好きです。

・夜燈が決して善人や正義や良いものではないと分かっていてあの態度だからいい。
夜燈は光属性では全くないのに、そう分かっているのに、姫蝶にとっては夜燈が全てで救いなんだよ…ただ一点、自分を見てくれたというだけで。

・姫蝶は、自分が必要とされればされる程嬉しいので、夜燈が駄目な所を見せる程、輝いていると思う。
夜燈は夜燈で、きっと一人でも出来るかもしれない事を、姫蝶の庇護下では甘えて頼るので、完全に駄目な相互依存のやつです。
だがそこがいい。
や、良いとか悪いとかじゃないんですよ、それが姫蝶なんだからしょうがない…。



【美少年という語感に悩んでいたあの頃】

・誘蛾灯の副読本読んで思ったのは、姫蝶と夜燈は以上未満でいいなという感想だったので、つまり自分はあまり報われない姫蝶が好きらしい。
世間的に大団円ではないのに本人だけは幸せそうに健気に尽くす美少年って素晴らしくないです?

・姫蝶を美少年というのちょっと抵抗あるし言うたびに謎の笑いが込み上げてくるけれど、公式だから仕方ないという気持ち。

・いや美少年なのだけれど…、間違っていない!
というかそもそも美少年の語感慣れなさある。

・美しいという形容詞を人に対して用いる場合、女性に対する形容の方が多い気がします。
個人の感覚ですが、美少女、美女あたりは違和感ないです。
男性に対する形容詞としても使いますが、使っても美人、あたりかな。
美少年とか美青年とか美男子、というと使うけれど、非日常的な感じがする。

・いや…姫蝶は非日常世界を生きているから美少年で正しいのだ…。



【結局姫蝶はやりたいようにやっているよねという話】

・姫蝶は庇護者であるけれど、行動原理が夜燈のためというよりも、「夜燈に認識される/頼られる存在である事」の気がして、何だかんだ自らの欲望に忠実な所が好きです。

・夜燈が人間として正しい方向に歩いていく事には全く役立ってないし、それを促しても望んでも特にいないところが、本当に駄目なドラえもんな感じでとても良いです。

・姫蝶って隙あれば夜燈と閉じた世界に引きこもろうという引きこもり癖あるよね…。

・それも端から見てかなり必死な感じなのに本人には全く汲んでもらえていない。
でもそれはそれで姫蝶は幸せそうなのでいいかという感じ。

・よりによって互いに悪い部分を助長するのに最高に相性のいい夜燈を選んでしまったのが姫蝶の(対外的に見た)不幸だと思うけれど、姫蝶は幸せそうなので仕方ないよねという気持ち(二回目)

・夜燈の方は多分もっとシンプルで、姫蝶といると気持ち良いから姫蝶が好き。
居心地の良い空間を提供してくれる姫蝶が好き。
夜燈の根幹には少なからずこれがあると思っている。
まあ誰だってそうなんだろうけれど、夜燈は無邪気に無神経にそういう雰囲気ある。

・姫蝶から夜燈然り、揚羽さんからともえちゃんに然り、ある一方が強すぎて、同等の感情と執着を返してもらえずアンバランスなのが誘蛾灯の魅力だと思っている。

・一番対等に想い合って幸せなのって、あかりとキツネじゃないです??
本編の上手くいかない感じすごい…。

・メニュー画面の霞みがかってカラカラ音がする演出が、フルコンプするとクリアになって音が止まるのが凄く好きなのですが、あれは夜燈の記憶を暗示しているのかな…。

・昨日話していて、思っていたよりずっと姫蝶に対して愛着覚えていて自分自身びっくりしたのだけれども、語れば語るほどこれ結構好きなんじゃない?って気がしてきた…。
そこそこ語れるくらいには好きなのでは…?

・姫蝶が夜燈に向ける庇護欲は、姫蝶の欲とエゴが程よくミックスされていてとても興味深いです。
夜燈が知りたいことも隠し、目を塞いで代わりに動くのは、夜燈の為というよりも姫蝶自身のために思える。
正直全然夜燈の為になってなくないです?

・「大丈夫だよ、夜燈」の壁ドン姫蝶は全然大丈夫じゃないです。



【受身な姫蝶の話】

・姫蝶の夜燈に向ける(重過ぎる)感情は、夜燈の無神経と無関心と絶対の友情で綺麗に緩和されて、調和が取れていると思う。
あの中で普通に友達をやっているのは夜燈のスルースキルの賜物だよ…すごいよ夜燈さん…。

・姫蝶は良くも悪くも夜燈と、夜燈との関係が変わらない事を願っている気がしてならないのですが、それが発揮されるのは姫蝶にとってプラス方向なものもそうな気がする。
夜燈が自分を好きになってくれるように積極的に働きかけることはないよねって。
朽葉さんみたいに。

・いや好かれたいだろうけれど、その辺は夜燈に全ての意志決定権がある気がする…。
夜燈が親友だって言ったら親友だし、恋愛かもと言ったらそれは嬉々として恋愛するだろうし、嫌いと言われたら、僕は夜燈が好きだよって言いそう。
姫蝶から変化を望むことがなさそう。

・何回も言いますが、朽葉さんルートで夜燈に滅多刺しにされて殺される姫蝶は幸せだったんじゃないかと思う。
夜燈の自由意志で持って、例え殺意であれを全面にぶつけられたの、姫蝶にとっては震える程凄い出来事じゃないです?
ある意味姫蝶は幸せだったと思う…。

・少なくともあのまま朽葉さんルートに入って存在を忘れられるよりは。
もし何もなく忘れられたら、それこそ不幸だし、姫蝶発狂するんじゃないの…。
夜燈のクズさがよく表れていると思った滅多刺し事件ですが、ある意味やさしいな…。

・夜燈が燐ちゃんを殺して姫蝶の所に茫然自失状態で来たのも、動揺して悲しんだだろうけれど、ほんの少し嬉しさもあったんじゃないだろうか…。
一番に大変な時に来るのは自分の所だということが証明されて。

・姫蝶の裏工作は何一つ夜燈のためになっていないというより、極端な事を言うと夜燈の為にしている訳ではない気がするんですよね…。
あれは姫蝶自身のやりたかったことじゃないかと。

・しつこく言いますが、夜燈を守ろうとはするけれど、夜燈を導こうとはしていない姫蝶さんが、本当駄目なドラえもんでとても好きです。
自首エンドは夜燈がそうしたいと言ったから受け入れたけれど、姫蝶の望みではなかったというのめっっちゃ歪んでいて好き。

・そう考えると夜燈が全てを忘れている中、姫蝶が裏工作して罪を被って…っていうのは別に姫蝶はかわいそうじゃないし、むしろ事態を悪化させた元凶はお前だって思いますよ。
そういう甘いところ姫蝶は可愛いよ。


【現実世界にいない誘蛾灯のキャラ達】

・ともえちゃんに関してあまり考える事はなかったのですが。
一つ思うのは、友達が罪を重ねているのを知りながら告発も出来ず、かといって知らないふりも出来ず、よく似た夜燈と姫蝶の関係に意見する事で、可能性を見出そうとする不器用で狡い大人な所がいいなと思います。

・皆ふわふわしているから一人で現実との兼ね合いを背負っていて苦労かけるね…と思います。
ともえちゃんは誘蛾灯キャラの中では、一番生きている感じがする。

・揚羽さんは一番生きていない感じがする。ともえちゃんといる時だけ少しだけ息を吹き返す揚羽さん。

・朽葉さんは別の世界に取り残されて生きている感じがする。

整理しよう、整理しようと思いながらもなかなか出来ないもの、それがサイトよ…。
明けましておめでとうございます。
そして新学期ですね!

仕事で転勤になりまして、今年2月から東京に移住しています。
一人暮らしになったら色々やるぞと思っていた事が何一つ出来ていなくてがっかりです。
何かに憑かれたようにひたすら料理の作り置きと掃除しています。
飽きやすい執着気質なのでそのうち飽きます。


でも自分の経験からすると、飽きずに四年をこして続いたものは多分もうずっと続きますね。
刀剣とCAGEとロデオがそれ。
廃墟好きもそろそろ四年以上たつかな。

好きなものとは末長く付き合いたいものです。
例えそれが好きなものであっても力がいるけれども。
変わらない執着は、つまり変わらないと持続出来ないと思っている。

常に楽しくハッピーでいつ死んでも笑って死ねるように生きるのが目下の目標です。
今年も程ほどに全力でがんばるぞー。

Twitterで散々呟いてきたHQ語りを救出してみました。
HQ語りというか9割黒尾さん語りで、月クロ月と黒尾と研磨の関係についてです!潔いですね。

時間軸は前後してまとめています。
何度も同じこと言っていますが、黒尾さんの事が不安で堪らなかったらしい。
今も不安です。どうなの黒尾さん。

めちゃくちゃ長いです。



【黒尾の判断基準・研磨と音駒】

◼︎黒尾の判断基準は、音駒なのか、研磨なのかで解釈が変わりそうです。
11巻の黒尾は親離れしていく子を見守る人のように見えました…。
研磨に執着はしてもべったりではないのかなあとか。

◾︎個人的に研磨に対する黒尾は、独占欲も嫉妬も何もなく完全なるプラスの感情のみでフラットに見守っているかのように見えて、逆にぞわっとしてしまう…。
そんなのってあり得るの?と思う…。
それとも自分が読み取れていないだけであの黒尾さんには思うところがあるんだろうか…。

◼︎恐らく執着というのなら、研磨に対してよりも、音駒に対しての方が大きいのかもしれません。
研磨はずっとそこにいた存在で、当然の存在になっている気がするので。
執着とはまた別の所に存在していそう。
でも自然とそこにある存在なのかな。
それって凄いよね…。

◼︎黒尾にとって、研磨は音駒が勝つための存在という考え方も面白いなあ。
研磨ありきの音駒のチームではなく、音駒が勝つために必要な研磨。
音駒が一番だけど、音駒の為には研磨が必要と言い切ってしまうという切り離せない鶏卵論争みたいな…??(混乱)

◼︎どちらにしろ黒尾は音駒がとても大事なんだろうけれど、それは純粋にfor the teamなのか、チームを強くする事で結局は自らが勝ちたいからなのか。

◾︎まあもちろん勝ちたいだろうけれど、回りまわって自分の欲求というよりもfor the teamの側面が強いように感じてしまう…後輩を育てるのを見ると余計。
黒尾は自分がいなくなった後の音駒を見据えて後輩鍛えていますよね。
何だあのよく出来たやつ…本当に高校生か…。
というか回り回ってむしろ不安だよ!



【黒尾から見た監督と音駒】

◾︎監督の為にゴミ捨て場の決戦を実現させたい、という辺りを見ると、監督に対しても何か恩感じていそうかなあと思います。
監督の復帰を待っていた感じでしたし、過去監督と黒尾の間にツルの恩返し的なものがあったのかなと妄想しています!
何が何でもしがみつくとか、ないと死ぬとかいう執着ではないですが、まさしく切り離せない感じ…好きです…(コクリ

◾︎音駒も一度衰退してまた強くなってきたというけれど、その転換期はどこだったんだろう。
猫又監督復帰のタイミングだったとしたら、クロは衰退と再生の過渡期を両方見ているということ?
めっちゃ燃えますね??

◾︎もし盛り返してきたのがクロの代からで、自分達が音駒を建て直したという自負があるのなら、クロが音駒に傾ける情熱もわかる気がします。
俺たちのチームだ!こんなに強いんだ凄いだろ!って胸を張って誇りたいのかな…だから後輩も育てているのかな…ううう…。



【研磨とクロ】

◾︎4巻で研磨がクロをトモダチと称しているのが意外で可愛いと思ったものの、これ、「トモダチ」を言い淀んでいるので、最初どう言うか迷って言葉が見つからず友達って言ったんじゃないかな??

◾︎研磨がトモダチを言い淀んだ理由を考えてみた。

1.友達という言葉への照れ
2.クロを友達という言葉で表す事への戸惑いと違和感
3.そもそもクロを何という関係で表すのか迷ったから
4.分かりやすく友達と口に出してみたものの、言ってから友達という関係に違和感を感じた

ぱっと思いつくのがこのくらいだったのですが、どうなんでしょうね…。
研磨にとって、クロはクロの気がするので、それを別の名前で置き換えることが難しかったんじゃないかな。
おれいないと多分困るし…の言葉の重さに慄くよ…研磨が言うと真実味があって怖いよ…。


◾︎4巻試合中の
「やっぱスゲーな 人間離れってああいう奴等の事言うんだろうな」
「……」
というクロの台詞と研磨の沈黙を考えると、あれ何気無くもらした台詞なんだろうけれど、才能への憧れめいたものと、それを漏らした研磨のクロへの思うところ感じさせてなんかもう。


【黒尾さんへの得体のしれない不安】

◾︎クロは執念深いよねっていうのが今自分の中でヒットしている。

◾︎試合中のクロのその他大勢感堪らないしゾクゾクする…。

◾︎クロはバレー大好きだけど、バレーでは一人じゃ輝けない人だと思っていて、それが不安で仕方ないです…。
もちろん影から支えるサポートタイプも重要ですが、それに突出した才能か?と言われるとプロになれるまでの所ではないような…。
多分それはクロも自覚していて、それが「ムッ まあね!」の台詞に表れているように思ってしまう。
そして何が問題かってその自覚しているって所ですよー…。
まあね、って認めちゃ駄目だと思うんですよ、例え客観的にそうであっても。
自覚してしまえる所がクロの観察眼のある所以であり特技であり才能の限界である気がするんですよ。
あーーーいや、諦めてはないと思うのですが、でも、何かなあ…。

◾︎ 一度研磨には手酷くクロをバレー的に振ってほしい。
そこからクロの絶望と成長が始まるよ。
研磨がクロを強くしていますが、同時に駄目にしている気がするんです…だって研磨のスタイルにクロはいらなくない?と思うけれど、クロのスタイルには研磨が必須じゃないですか。



【熱中症についてあれこれ妄想】

◾︎ツッキーは暑いの苦手そう。
熱中症で倒れて日陰で寝かせられて、意識が戻りざま
「かっこわる…」
とか自嘲したら、側にいた黒尾さんに思いがけず独り言聞かれて気まずい思いをするツッキーまで想像しました。
今日も今日とて暑いです。

◾︎独り言を聞かない振りしてくれるか、それとも軽く気にしないように流してくれるか。
どちらにしろ黒尾さんはそういうフォローうまそうです…惚れるわ!!
ツッキーは他人に隙見せたくないのに、クロには何だかんだぽろぽろとそういう所見られていて、
内心居心地悪く思っているといい(但しクロは全く自覚なし)


◾︎研磨も暑いのも寒いのも駄目そうだから、黒尾さんは熱中症の対処法は完璧だと思うんです…。
バテて辛そうにしているとナチュラルに鞄から塩飴とか出てくる。
主に研磨に対して培われただろうそういう知識や振る舞いを、何の気なく他人にやる所想像するとぞわぞわするね…。

◾︎というの前提でツッキーに対してやってみてほしい…本人達はは嫉妬とか思惑とかそんなのは全くなしに。
見ている人だけか何となく居心地悪い月クロ月(好きです)

◾︎無意識の甘やかし属性と甘やかされ弟属性ですよね…ツッキーの構いたくなるオーラもまた罪深い…。



【黒尾とツッキーの授与関係】

◾︎ツッキーがクロから得ているものに対し、クロがツッキーから得ているものがなさそうな事にぐるぐるしていたのですが、
回り回ってだからいいんじゃないかという気がしてきた!
クロがツッキーから得ないのに繋がっているからミラクルなんじゃない?!
※ステータス異常:混乱



【黒研の可能性模索】

◾︎昨日クロは研磨といる事で必然的に熱中症対策を身につけた〜と呟いたけれど、
幼馴染で長く一緒にいれば、クロは研磨の、研磨はクロの影響を少なからず受けているんでしょうね。
研磨がバレーを始めたのはクロがいたからですし。

◾︎ただクロと研磨の関係で、自分が一番好きなポイントは、クロが研磨に対して一番与えたかったもの(バレーを自分と同じように好きになってほしかった)が、どうやってもクロの力では変えられず、他者によって研磨の閉じた世界が開かれたという所なので。

◾︎あの幼い閉じた世界の崩壊に黒研の萌え感じる。
ずっとクロと研磨はカプではないなと思っていたけど11巻のやり取り見て、あっ!アリだ!と思ったので、もう始まった時から終わっている…。



【独我論】

◾︎独我論って月クロ月ですね…(飛躍)

「リンゴが存在しているのは自分がリンゴを認識するからである。リンゴを認識しなくなった時、リンゴは存在しなくなる。世界の限界は主体である。」というもの。

認識しなければそこに相手の存在、ひいては相手との関係も存在し得ないんですよ…まさにハローグッバイ独我論。

◾︎そういえば非ユークリッド幾何学は月クロ月でも成り立つと思っている。

※非ユークリッド幾何学:ある一定条件におけば、平行線は交わるという理論



【名前の由来】

◾︎あっ…今更ながら、青葉城西と伊達工のキャラは地名から取っているのか。青葉城西が岩手県、伊達工が宮城県かな。

及川さんだけ現存の地名ではないのかな?
でも岩手県を勢力とした及川氏がいるのでかすってはいるかな…。
地名(チームメイト)をまとめる氏族(及川)みたいなイメージ??



【月クロ月について】

◾︎メインというか…多分雰囲気的には月クロの方が好きなのかもしれない。
但し始まるのはツッキーからというのは自分の中では成立しないので、クロ月からだと思うし、かといって年月経って完全に逆転するかと言われるとそうではなくて混在すると思うし、そもそもあれ別にカプになる必要ないしな?!って

◾︎リバのカプを一つの遮断された部屋に押し込んだ時に、現れる現象をシュレディンガーの猫という。

◾︎月クロ月で考える時、何かの弾みで関係持つのは想像出来なくもないのですが、それが=付き合うに発展するのかというと違う気がして。
少なくとも高校の間は。
ずるずると関係が続いても、それに名前を付けられなければ、再会の約束は無理じゃないのかと思うんですよ。

◾︎例えば相手に対して好意を感じたり、執着じみたもやっとした感情は抱いたとしても、それが高校の間で恋愛に発展するだろうか…??
あの二人で??無理じゃないか?
と思ってしまうので、好き好き大好きあいしてるな二人は想像出来ないんですよね…どうなんでしょう。

◾︎なので、恋愛を自覚しなければきっと約束はしない=付き合うという感覚ではない=高校の終わりと共に自然と消えていきそう。
月クロ月がまともに成立するのは、一度離れて思い出になってからの再会で、
ようやく可能性が出てくるんじゃないかと夢見ていますよ…。

◾︎それも再会するのかって話ですし、それで再び繋がったとしても恋愛と言われると違う気がするし、でも繋がっているなら、それが月クロ月だと思うよ!!
その繋がりに言葉にならない萌え感じるよ!!
気の長い話ですね。
自分でもよくわからなくなってきたけれども、そんなふわっとした以上未満の月クロ月が好きです。

◾︎そして再会したツッキーとクロが、互いに「敵わないな」って思いはじめた時から月クロになると思っています。

(やっぱりすごい人だなこの人)
(くそ…)
(別に負けた訳ではないけど)
(…敵わないな)
vs
(いつの間にこんな育ってんの)
(あーあ)
(まあ負けてやる気はないけどな)
(…敵わないな)

ファイ!!


◾︎ツッキーも黒尾さんも難しく考えすぎて自滅するタイプかなーと思ったけれど、
案外ツッキーは発破かけられたら短絡的に動きそうなので、意外と膠着状態になったらツッキーから打破出来るかもしれない。

◾︎ツッキーの成長と共に月クロ月の味わい深さ噛み締めている…よく味わったら旨味が出てくる大人のテイストよ。



【再会を考える】

◾︎ツッキーとクロの何がいいかって、影響は与えるけれども、ホームは互いに別にあるところだと思います。
最優先で心を砕くものは他にあるし、最終的に帰る場所は違うし、お互いに対して依存もしないし、さらりとした梅酒でベタつかないスティック糊のような関係なのがいい。

それなのにそこに確かに繋がりが存在する所がすっごくいい…けれど、なんでカプなのって聞かれるとそうである必然が何一つ浮かばないというジレンマ。
でもそれが好き…何だこれ哲学か…(頭抱えつつ)

◾︎月クロ月好きな人に何故月クロ月が成立するのか問いかけてみたい。
それで一緒に頭抱えたい。
我ながら面倒臭い萌え方したものだ。

◾︎前にも呟きましたが、そこそこの強豪校ですよねって言われてムッとしながらも認めてしまえるところが黒尾さんの最大の長所であり欠点だと思います。

◾︎その問いかけが出来るツッキーも、それに頷くクロも、同じ分析と判断をしてみせた訳で、あのシーンでも、そういう冷静な状況把握力で二人は似ているんだろうな…?

◾︎高校卒業後の再会を考えてみるけれど、何だかんだクロは東京だしツッキーは地元に残りそうな気がしてハローグッバイから逃げ出せない…。
頑張れよってちょっと寂しいけれど笑顔すら見せて別れそうで、…どうなの…。

◾︎あっ月島兄が東京就職したらツッキーも東京進学するんじゃないかな?!

◾︎お兄ちゃん就活がんばれ!!!
そうしたらきっと月クロ月の未来があるよ!!

◾︎友達も言っていましたが、ツッキーの結婚しなさそうな感じ凄いよ…。
皆それなりに上手く円満家庭築きそうなのに。
ツッキーは恋愛というよりも、パートナーという方が似合いそう。
個人的にしっくりくるのが、黒尾さんとの再会なんですけれどね、…ええ、再会すればね…。

◾︎考えれば考えるほど、月島兄が東京就職するのがいい気がしてきた…。
あからさまなどうこうはないけれど、ツッキーが進路を決める選択肢を広げるには、お兄ちゃんの役割が大きい気がします。

兄を追いかける…とかではもうないと思うのですが、兄の選択は確実にツッキーの選択肢を広げるよねと思いまして。
兄が東京就職したら、ツッキーが東京進学する可能性も五割増になる!月クロ月再会は兄に賭けます…!



【12巻感想】

◾︎194cmウェーイ…ついにリエーフまでクロ語の魔の手が かわいい

◾︎ツッキーは冷静で感情が分かりにくいように見えて、言動の端々から感情が透けて見えるのが凄く好きです。
挑発や煽りに弱いし、コツを掴めばツッキーを動かすのは案外チョロいかもしれない。
一番ツッキーを動かすのが上手いのはお兄ちゃんで、その次に無自覚の日向かも。

◾︎日向のウシワカ止められるか?の問いに、無理だと答えながらも「マグレならまだしも」とわざわざ付け加える所にツッキーの止めたいという気持ち透けて見えるし、
兄に対して「ブロックは全然歯が立たなかったけどね」と言っている所にプライドの高さと悔しさ感じる。

あ、うーん…?
「ブロックは歯が立たなかったけどね」は「2mだからブロック止められなくて当然」という意味か。
でもそう思う時点で、悔しさも混じっている気がするんだよなあ…ブロック止められなくて当然だから、って思うことでプライド保っている気がして。

ツッキーのプライドの高さと、負けず嫌いな所がすっごく好きだ!
あー高校生なんだなーって思う。

見えない所で白鳥のバタ足やって、涼しい顔で皆の前で泳いでいるタイプでしょう…お前そんな遠くまで泳げないだろ〜と言われバタ足を本気でやってみようと決意した12巻。

◾︎月島兄が、ウチの弟が〜っていう所ブラコン全開でいっそ清々しい…11巻でも思いましたが、弟可愛くて仕方ないんだな…。

◾︎「ブロックの司令塔として身近で優れているのは〜」で黒尾さんの名前出す所、きゃー黒尾さーん!となると同時に、切なさも感じました…。
身近な所って括られてしまうのね…全国区の誰もが思い浮かべるような人ではないということね…うん…黒尾さんの才能限界つらい

◾︎及川さんはとても及川さんだった…あの人だけ別の次元で生きていますし…。
何であんなにどうしようもない好きホイホイの匂いを放っているのか。
いやその手には乗らないぞ…。



【箱庭論】

◾︎死別や離別よりも、ずっと変わらない事の方が苦しい気がする。穏やかに窒息していく閉塞感は恐ろしい。

でもその閉塞感の中に一度入ってしまうと、抜け出したいと思っているのに、その閉塞感が愛おしく気持ち良くもなるんですよ…結局は自分の意志でそこにとどまり続ける悪循環。

箱庭の世界を変える時は、中にいる人の自発的な力では絶対に無理で、他者の力がどうしたって必要だと思う。

箱庭の世界を壊す他者は救世主か?それとも憎き破壊者か?という話。

箱庭に閉じこもる話も美しいですが、箱庭があった上で、それが壊れる・消滅する・変容する話に面白さを感じます。

壊れた関係、または変わった昔の相手に対する感傷は甘いと思うのですが、つまり:未練がましいともいうね!

…というのを黒尾さんと研磨の関係について考えていました。



【呼び名】

◾︎あだ名より本名呼び捨ての方が気安い感じしますよね…。
ツッキーって今まで家族以外の人に名前で呼ばれたことなさそうで、もし黒尾さんが呼び出したら破壊力凄いと思います(まがお)

…と呟いたらツッキーって呼んでいたよという話!



【月クロ女装ネタ】

「じゃーん」
「……」
「えっ何ツッキー無反応?傷付くんだけど」
「…何ですかそのえげつない格好は」
「罰ゲームで女装だってさ」
「…はあ…」
「どうよこの生足」
「…凄い筋肉ですね」
「ヘソチラ」
「腹筋もまた…」
「スカート丈はミニだぞ!」
「187cmが着たら当然の結果では」
「な、ムラムラしねえ?」
「いえ全く」
「…あ、悪い。こっちがたちそう」
「この流れで何でですか!」
「いや〜思った以上のドン引きした顔見たらつい」



【クロの顔について】

◾︎黒尾さんのあの悪人顏と鬱陶しい前髪にイイねボタン押したい。
クロはあの悪人顏で生きるのに損していると思う…でも好きよ…。

クロはあのつり目と三白眼で無表情だとかなりの悪人面ですが、ほんのちょっとでいいからそれ気にして、意識的に笑みを浮かべるようにしていると可愛いのにな…。
しかしクロの笑顔は悪人面を悪化させているので逆効果であった〜完

◾︎ツッキーとクロ
「…何ニヤニヤしているんですか」
「エ〜?地顔」
「一人でもその笑み浮かべているんですか…」
「俺目付き悪いだろ?普段から穏やかに笑ってでもないと怖がられるし」
「全然穏やかじゃないですし何か企んでいそうに見えるのでやめてください」
「うっ繊細な心に傷が付いた」
「じゃあその胡散臭い笑みやめてください。真顔の方がまだマシなんで」
「あー…有難う?」
「何でそこで照れるんですか!褒めていないですけど!」



【成長】

◾︎月クロ月を考えていたら次第にクロの存在意義とは…とかいう考えに入り込んでしまって悲しくなってきた…。
現状では一方的に与えるだけだもんなあ。

◾︎今後クロがツッキーに触発されたような成長シーンが描かれていたら祝福の鐘鳴らす勢い。

◾︎ツッキーもケチケチしないでクロに何かあげてよ!!って思う。
それかあれか、クロが受け取るのが下手くそなのか。
ほんの少しでもいいから、音駒の成長シーンが見たいです…。

◾︎クロの圧倒的先輩気質と後輩に対する指導力見ると、これが高校生なんて…と不安と絶望と格好良さで情緒不安定になります…。
伸び代!!クロの伸び代!!
誰でもいいからクロに対して指導している所が見てみたい。

◾︎烏野は合宿で、カラスとして自ら貪欲に奪っていった印象が強いけれど、与えられたという側面も確かにあると思うのですよ。
主にツッキーは。
でも与えられただけでもなくて、ツッキーも自分で盗みにいっているなと思うところがあり、やっぱりその辺りが烏野なんだなと。
三年主将組を見て覚えたのはツッキー自身なんだよなあ。
黒尾さんはきっと、軽い気持ちで水をやっただけで。
…教えてもらったNICOのランナーの歌詞思い出す…。

◾︎月クロ月って考えれば考えるほど苦しいんですけれども、このどん詰まり感は一体なんなんだろう…多分クロが悪い気がする。
早くクロも成長してください。
それで全て報われるので。



【前にも呟いた気がするけれどシリーズ】

◾︎前も呟いた気がしますが、ロデオの月に猫がとても黒尾さん。
※高校部活卒業後

http://t.co/FrpJxVk5Ap


◾︎前にも呟いたけれど、小さい頃から将来見据えて練習するとか黒尾さんはちょっと粘着気質 じゃなくて執念深い気がするよ

◾︎前にも散々呟いたけれど、あのバレー大好きで大好きでなのに才能の神様には振り向いてもらえなかった感じがするのが好きです。
…これ及川さんもですけれども。



【クロの成熟】

◾︎クロはあの年で熟成されて完成しているイメージがあるので、もっと高校生らしくはしゃいでもいいんじゃないの…とクロ自身に向けて100回思いますよね!
いや態度は軽いけれども、もっと体当たりで砕け散ってもいいのに…って思いませんか…いやでもふざけてはいるけれど。
それが息をするように自然体でやっているんだろうなと思うと何か…何か…(隣で頭抱え)
その場その場に応じて自分を変えるのがクロの特性かなって思います…。

状況を推し量ってそれに自分を適応させるのが上手い人はそうなるに至った理由があると思う訳で、
よってクロの家庭環境が不安です(真顔)



【だらだら呟き】

◾︎最中の黒尾さんを、ぼんやりと(あ、…しなやか)と評するツッキーというどうしようもない妄想で萌えているので今日も今日とて元気です。

◾︎ツッキーはお酒弱そう。
すぐ赤くなるか顔色変わらないまま次第に言動おかしくなって周りが慌てふためくタイプ

◾︎そもそも単純に気持ちの強さは測れないのだろうけれど、もし絶対量を比べられるとしたら、ツッキーとクロは、恐らくツッキーの方が気持ちが強いんだろうと思う。
クロは他に気持ちを割くものが多過ぎる。

そもそも月クロ月に恋愛という言葉が似合わなすぎて戸惑う…れ、恋愛??という感じ。
カプは自分の中で成立するんですが、恋愛とかじゃないよあれ…(哲学)

自分がツッキーとクロの関係に何を求めているのか分からなくなってきた…。
もっと気軽にハッピーな月クロ考えられないのか。
でもそれ多分違うし…というジレンマ



【月クロ月心情記述問題】

◾︎まこさん(@mct89h)との会話ログが面白かったのでそのまま流れまとめてみました。

◾︎まこさん:
もうずっと言ってるけど、音駒が負けた後(直後じゃなくていい)ツッキーの頭をすれ違いざまにぽんて叩いて去っていく黒尾の心情とツッキーの心情を400字にまとめなさい(自己課題)

◾︎しんく:
勝利の瞬間はただ勝った嬉しさだけでいっぱいになっていたのが、黒尾に触れられた事でその心情とこれまでの記憶を思い出し、いつも教わっていた相手に勝った誇らしさと、追い抜いた嬉しさと、勝ってしまったという寂しさと、もう次はないという寂寞感が駆け巡っている(ツッキー心情)

追いかける人が追いつき追い越した瞬間のあの何とも言えない誇らしさと、そのあとに襲うだろう矛盾を帯びた寂しさが大好きです…。
でも追い越したとしても、きっとずっと追い掛け続けている側だと思っているし、実際に追い掛け続けている。
追い掛けられる相手は、それに押されるように走り続けている所もきっとあって、だから諦めない限り、二人とももっと遠くまで行ける。

っていう関係大好きで大好きで成長物語っていいですね…!


◾︎まこさん:
研磨との最後の試合だったなと悔しさと淋しさを抱えながら、ずっと自分の気紛れで構っていただけの他校の後輩が自分の予想以上に力をつけていたこと、何より自分の教えたことを素直に吸収して伸びてきたということが嬉しくて思わず月島を褒めてやりたくなった(黒尾の心情)

◾︎しんく:
悔しさと嬉しさ抱いてしまえる黒尾さん男前すぎ…。
ツッキーの成長に対する嬉しさは、きっと音駒の中では絶対に口に出来ないし研磨にも面と向かっては言えないでしょうし、
ツッキーの頭に手を置く瞬間に、ツッキーと黒尾だけで共有するものなんだろうなあ…と考えて鬱で萌えました。

この問題難易度Sクラスですね?!言葉に出来ません、というのが一番駄目な解答だけれど正解の気がする…。
クロもツッキーも恐らく自分でも感情の説明つけられないんだろうなあ…「ツッキーどうしたの?」って山口に言われて「いや」って黙ってクロの背中見るツッキー妄想しました。

あのツッキーが「勝ちたい」って強く思う瞬間は、月クロ月の完成形じゃないでしょうか;;(ポエムモード発動)
あー…確かに…黙るツッキーの横顔見て、静かに理解する山口すごくいいです。
こう、一瞬だけ負けた相手のために立ち止まって、あとは前だけ見て走る感じが好きです…。



こんな感じで長くて鬱陶しい語りが暫く繰り広げられていました。



【及川さん】

◾︎ウシワカさんが、これまで散々否定されてきた「バレーは一人でも出来る」を肯定するような形で出てきたらどうしようと思っている…。
その上で更にそれを否定してほしいなあ。
出来れば及川さんに。

◾︎及川さんは、当然のようにプロになると思い込んでいたけれど、ウシワカに勝てなくて全国常勝校にもなれないようなら、
案外及川さんにもいつか、越えられない限界がくるのかもしれないな…という暗い妄想に耽るのがマイブーム…。



【朝顔】

何やら唐突に萌えていた朝顔論。

◾︎黒尾さんは朝顔の蔓を支える支柱だ!!あの緑色の棒のやつ。

◾︎朝顔が育って種を残して消えて、支える相手がいなくなってぽつりと植木鉢に立っている支柱に感じる切なさと、クロに感じる得体の知れない不安感は同じ。

◾︎『アサガオ』ってタイトルで黒尾さんと研磨の話想像するとゾクゾクしますね…。
最後は綺麗に太陽に向かって花を咲かせる朝顔=研磨と、植木鉢に残った支柱=クロの対比で終わる。



【クロ呼びと変化】

◾︎「クロ」という呼び名も狡いよね…。
ツッキーは、木兎さんもクロも呼び出して公称の皆の「ツッキー」になったけれど、
クロは「研磨だけのクロ」じゃないですか…。
あの特別感酷いよ。

◾︎黒尾と研磨は特別な気安さと閉塞感を感じるのですが、恐らくそれだけでは自分は駄目で、
その閉塞感が終わるんじゃないかという終焉への予感を見出して、そこにときめきを感じます。

◾︎きっとその人の歴史みたいなのが好きなんだろうなあ…。その人を形作ってきたものを含めて、過去と現在と未来で関係が変わっていくところに魅力を感じる。
変化のある子やカプが好きです。

◾︎なので月クロ月好きですが、研磨と黒尾のこれまでもこれからも矛盾しないんですよー…。
感覚難しいけれど、色んな人との繋がりがあってその人が作られていく感じが凄く好きです。

◾︎ツッキーとこれまで仲良かったのは山口ですが、山口とツッキーはそんな閉塞感はないな。
真っ当で健全な友達という感じだし、10巻のやり取りで親友にすらなれると思った。
特別、ではないかもしれないけれどあの関係もとてもいい…。

◾︎どちらかというとツッキーにとって特別なのはお兄ちゃんですね。あー…あの兄弟好き…。
11巻で兄から歩み寄ってきた所は、流石お兄ちゃんだと思いました。
合宿中に成長してきたツッキーからきっかけを作らせなかったのがとてもいい…あれぞ兄って感じがする。



【ツッキーの行動基準】

◾︎ツッキーにとって「格好いい相手」のようになりたいという事なのかなと思います。
兄に対しても、黒尾に対しても。

◾︎ツッキーの判断基準は「格好良い」なのかなと思って。
うーんうーん上手く言えない。

あー判断基準というよりも行動基準か!
これまで「格好いいからやる」というより、「格好悪いからやらない」の否定的感情の方が多かったのかなと思いますが、
バレーを好きになることで、「格好いいからバレーやる」という積極的な方に傾いていけばいいのにねって思います。

◾︎その理由が、「真剣にやっている先輩がほんの少しだけ格好良く思えたから」とかだったらいい…その中に黒尾さんが入っていたらいいね…(*´∀`*)
黒尾さん格好いいってツッキーに言われたら、
クロびっくりして挙動不審になって照れると思います!可愛い!

◾︎ところで犬岡くんは何処にいったんでしょうね…。ねこまなのに犬だったからリストラされたの…?

後から見返したら犬岡くんいました!ごめんリストラされてなかった!!



【スキンシップ】

◾︎ツッキーは他人に触れる事に苦手意識ありそうだけど、クロは定期的に他人とスキンシップ取らないと死んじゃいそうなイメージある。

◾︎でも自分が意図しないところで他人から触られるのはうわってなりそう。
結局ツッキーもクロも一人では生きていけないタイプの人だと思います。



【主将組】

◾︎主将組で、主将ならではの苦労話していたら可愛いなと思ったけれど、
木兎さんに限ってはあまりそういう苦労していないというか、どちらかというと赤葦くんがそういうの一手に担っていそう…。

◾︎クロと大地さんとの間ではちゃんと苦労話が成立するんじゃないかな!
あいつら本当に自由過ぎるだろ、うちも全く言うこと聞かないし、って話で盛り上がるけれど、
そのうちお互いに自分のチーム自慢になってくる。
何だかんだ自分のチーム大好きな主将組。

◾︎大地さんとクロも結構似た者同士なんじゃないだろうか…縁の下の力持ちタイプというのか。
最初の笑顔の挨拶で同族の匂い嗅ぎつけていましたが、食えない所抜きに考えれば話が合いそう。



【月クロ月とその他うだうだ】

◾︎クロとツッキーは考えれば考える程カプではないし、運命でも偶然でもなく、本当に普通に出会って、学んで、触発して触発されて成長していく一過程という感じがします。
その何気なく過ぎ去っていく感じが堪らなく好きなのですが 
アーーー月クロ月好きなんですよおおお

◾︎勝ち負けではないと重々知っているのですが、クロの中で今現在バレーと研磨の二大鉄壁に敵うものはないんだろうなあ…。
ツッキーを構うのは好きそうだけど、執着はしていない。
いなくなっても別に困りはしない。

◾︎以前呟いた受け取るの下手な黒尾さん妄想がじわじわとツボに入っているのですが、
「レシーブは上手い癖に」って思わずという感じでツッキーに呟いてほしい。
どんなシチュエーションだ…。

◾︎黒尾さんはバレーに関わっていない時は半分死んだ目をしていると思うのですがどうだろう…。
もしくは2割増で適当になる。

◾︎クロは研磨を馬鹿にされたら割と本気でイラっとするけれど、
自分が馬鹿にされたり侮られても、表面上怒ったりムッとしたりするけれど、あまり深く気にしたりはしなそう…。

◾︎及川さんと黒尾さんは間違いなく合わないな!!!
及川さんのふざけて言った台詞に、割と地声の低い声で「はあ?」って言う。笑いながら。



【及川さんと岩ちゃん】

◾︎及川さんと岩ちゃんはこれからもずっと一緒にバレーやっていきそうだし、及川さん自身ごく自然にそう思っていそうなのですが。
及川さんがバレーに必死になっている陰で、岩ちゃんはその100倍必死になってようやく並んでいると思うので、及川さんは罪深いよ…。

うーん文章上手くないな…。
及川さんが無自覚に期待している一緒にバレーをする、という未来を実現するには、それこそ及川さんと一緒のコートに立つだけの力を身につけなくてはならない訳で、
岩ちゃんが当然のように一緒にやってきたのは、血の滲む白鳥のバタ足があったんだよって論。
そしてこれからも。

一緒にバレーというのは岩ちゃんも望んだ結果だろうけれども、たまに及川さんの無自覚の期待が重いしイラっとくると思うんですよ…。
これから先もずっとだとしたら気の遠くなるほどしんどくないですか。
及川さんはプロになれるかもしれないけれど、岩ちゃんは限界きそう。

いつか一緒にバレー出来なくなった時に及川さんがどういう顔をするかが見ものである。
多分思いもよらなかったって顔をするんじゃないか…。
普段周りをよく見る癖に、きっと及川さんは岩ちゃんの努力には鈍感だと思うんです。
だってそれはずっと一緒で、当然あるものだから。

及川さんの岩ちゃんへの依存と期待なんなのですかね…??
いつか及川さんについていけなくなった時に、岩ちゃんが自分はここまでだって言った時の苦悩と憎しみと嫉妬と憧れと、それを向けられた及川さんの驚愕が目に浮かぶ…。

及川さんの無自覚の期待は、岩ちゃんには重くてしんどくて憎らしく、同時に誇らしいものだと思う。
いつかついていけなくなった時に、岩ちゃんに諸刃となって帰ってくると思いますよ…。
主には悔しさと憎らしさと嫉妬と憧れ、そして期待に応えられなかった自分への失望。

いつか岩ちゃんには及川さんに向かって「いい加減にしろ」って言ってほしいな…こう、絞り出すように…。
岩ちゃんのバレー人生は半分及川さんに喰われたようなものじゃないですか(暴言)
でも及川さんと一緒にやっている事に岩ちゃんも自尊心と優越感抱いていたのかも。

あの辺にあるだろうごたごた考えると140字が短くて短くて。
無自覚の攻撃…あーー…(頭抱え)
無邪気に一緒にバレーやろうって言われたら、そこから逃れられないよなと思います。冷静な及川さんが、頑なに岩ちゃんの限界を認めなかったらいっそ哀れですね…及川さんあかん…。

でも何だかんだ岩ちゃんは及川さんと一緒にいそうな気がする。
色々呟いたけれど、岩ちゃんはそういうの全部飛び越えていくのかも。
岩ちゃんは器の大きい男だと思いますよ〜。

あ、駄目だこれやっぱり考えたら駄目なやつだ(結論)



【月クロ月師弟関係】

◾︎クロが3年で引退だということが辛くて堪らない…。
3年だというのがときめきポイントでもあるのだけれどという矛盾。
もう留年でもすればいいんじゃないです?(暴言)

◾︎クロとツッキーは師弟関係だと思っていますが、クロ本人にはあまり教えた!という意識はないかもしれない。
確かにアドバイスや指導はしているけれど、それほど確たるものをやっている訳でもなく。
クロ本人にはこんな自覚は薄いのでは?

どちらかというと、ツッキーの方がクロに教えられたという意識が強いのでは…?
教えられた部分と見て盗んだものが半々だろうけれど。
でもクロに対する「教わった」意識はあるんじゃないかなあ。
クロとツッキーで師弟意識は等価じゃないと思うな。
…思うし願望もある!

ツッキーの方がクロからの影響受けた部分が大きい分、より強く意識していそうな気がします。
クロは構っている自覚はあっても、特別に何かした〜って感じではないんだろうなあ。



【烏野が音駒に勝ったら】

◾︎ツッキーが音駒に勝った時の心境考えると苦しい。
確かにしっかりとした感情はないかもしれませんが、新しい音駒見てああこのチームは今までのチームとは違うんだ、とぽつりと思うのはすっっごくありそうです…というか萌えます…;;
その時には烏野のチームも違うので、ツッキーにとってはそっちの方が殆どの割合を占めていると思いますけれどね。
でも対戦した時にああ、って思う所はあるんじゃないかなあ…あってほしい。
自分が月クロ月に抱くイメージはお互いが一番じゃないんですよー…辛い

◾︎音駒が負けたら、形式的にはクロのツッキーへの先生という役割(要フィルター)の終焉なんだろうと思うと胸に詰まるものが…。
悔しいのと成長喜ぶのと育てるんじゃなかったっていうほんの少しの後悔と寂寥感で苦しみそう。

◾︎負けたらクロは泣くかな。
人前では泣かないかな。そんな時までチームを気遣ってしまうかな。
主将だからといって。
それとも最後だけはただ自分だけに従って泣くのかな。



【山口とツッキー】

◾︎あ、そうだツッキーと山口だ。
自分の中ではあの二人もカプは成立していません。
山口はツッキーに憧れめいたものを感じていますが、ツッキーはまあ、普通の友達の範疇かなあと。
一つ言えるなら、10巻のあと、普通の友達が、互いに尊敬し合える友達に変わったとは思う。

尊敬し合える友達に変わったのは、主にツッキー側の変化です。
多分それまで山口側の矢印が強かったのが相互になった瞬間が、あのツッキーのお前は格好いい〜あたりの台詞だと思う。
友達っていいね…。



【クロに対するファーストインプレッション】

最初に呟き出した頃の黒尾さんの印象。
ほぼ今と変わっていない。

◾︎クロと研磨は切り離したら嘘だと思うんだけれども、その「うち」と外を踏まえた月クロ月がめっちゃ好きだーーこう、続かない感じがするけれども

◾︎研磨が正常に働くためにチームが動く、それがチームのためになるっていうのを、例えチーム全員の総意でやっているとしても、それを主導しているのは黒尾である所が恐ろしい…。
研磨のためにチームを動かすという風にずっと動いてきたんでしょう。それこそ二年の頃から。

◾︎黒尾はほんっと研磨が好きなんだなー。
好きというのはちょっと違うかな…?
クロの中で外せない重要なポジションに置かれているというか。
研磨に対して尊敬めいたものも感じさせる。

◾︎二年の頃からって凄くない??
研磨中心のチームになるためにずっと整えてきたって凄くない…?!
自分が主将になってそれを実現させちゃった所がもう何か怖いよー…執念ですか。

◾︎いやでも確かにクロは執念深いですよね。
小学生の頃から高校生になった頃を見据えて練習しているくらいだぜ…。
決して天才ではないけれど、努力の人なんだろうなあ。好きです。

◾︎クロと研磨の関係踏まえた上でのクロ月→月クロにめっちゃ萌える…こう、経年でじっくりと変化していくもの、変わらないものが好きなのかもしれません。
時間経過のある人物関係って素晴らしい。

◾︎ツッキーにとってクロは有意義な存在でも、クロにとってツッキーは…何なんだろう…って思ったら大体似たようなこと呟いていて笑った。
クロはツッキーの事凄く気に入っていると思うんだけれども、教えることでクロが得るものってなんだろう…。
同じチームではないのにって。

◾︎ツッキーとクロはすっごい似た者同士っぽいよ。
フィルターがなくてもそう思う。

◾︎クロが試合をしていて、ツッキーの前で完璧に負ける姿を見てみたいという後ろめたい欲望もある…。
クロが他校の人にブロックの間を綺麗に抜かれて愕然としている表情見たら、ツッキーは自分でも思いもよらぬ衝撃とショック受けると思う。

◾︎クロが酷くやられていてお兄さんのトラウマ思い出すけれど、
でもどんなに負けていてもクロはぎらぎらした目で諦めなかったらいいです…。
最初負けている姿見てショック受けても、見ていたらまだ負けていないんだって感じて、最終的に負けたとしても、僕が代わりに〜って思っていたらいいな!(妄想)

Twitterでだらだらと呻いていたやつをまとめてみました。
あまりまとめきれていないですが、覚え書きまでに。



10巻11巻は祝福された黒尾さんの巻だったので神棚で拝もうと思います…。
あーー相変わらず漫画として滅茶苦茶面白かった!!HQ面白いですね!
そしてあちこちで悶え転がりました。疲れた…。


■月島さんと黒尾さん。

色々盛りだくさんで胸がいっぱいなのですが、月クロ月はよそみすんじゃねー!に尽きますね…。
いや尽きないけれども他にもいっぱいあるけれども。

クロの「お〜上出来」という言い回し自体もヒッてなりましたが、
それ以上にあのバレーと音駒大好きなクロが!
試合中に!
よそ見をして!
ツッキーを見ていたというのが問題だと思いました(作文)
恐らくこの手のツッコミは何万人という人がしているんじゃないかと思います。
よそみすんじゃねー…。

でも確か黒尾さん、リエーフと研磨が喋っている所で「余所見とは余裕だな、オイ」とか言っていた記憶があるんですけれども…それ自分に振り返って言えよ!!って思いましたよね!?
…今見返してみたもののそれが何処だったか記憶が不確かなんですが、自分の気のせい…?うーん。


11巻にも小さいコマですが、ブロックで止めたツッキーが悪い顔していますね。
この段階でもうクロ化始まってるじゃないですかあ…。
主将組との自主練を始めてから、ツッキーの表情が豊かになってきたようでニヤニします。
それまで淡々と仕事をこなしてきたのが、止められなかったから悔しい、止めて嬉しい、という表情を覗かせるようになっていますね。
ツッキーの成長が嬉しいです…。

3対3の試合中にクロの指示に対して、ツッキーが素直に「ーハイ」と言っている所が好きです。
ハイ、という敬語もいいし、その前の一拍置いた間が最高だと思います。
「ーハイ」
この「ー」の間にツッキーの黒尾さんに対する色々な感情こもっている!(深読みしすぎ)


ツッキーのクロに対する態度最初と違う気がするんですよね…結構素直というか尊敬しているのかなという感じがする。
あの段階で、ツッキーはクロを師だと認めているんでしょうね。

11巻でツッキーが何で敵なのに色々教えてくれるんですか?と聞いていて、よくぞ聞いた!!と思いましたが、黒尾さんの答えは何だか要領を得なかった気がします…。
ゴミ捨て場の決戦を実現させたいとかごちゃごちゃ言っていたけれども本当にそれだけ?と思ったよー…。

というか、ゴミ捨て場の決戦を実現させたいというのも、コーチの願いを叶える為でしょう…どれだけ他人に対して自然と尽くすんだって思いましたよ!!
もちろんクロ自身の望みもあるでしょうが。
自分の練習にもなるんだしとも言っていましたが、イマイチ誤魔化された気が。

一番良く考えている割に黒尾さんよくわからない…(ゲンポ)
三大エースを語っている時の口振りからすると、東京の三大エースの人に何か思うところあるのかなと思いました。
実際に試合で当たったことあるんだろうし。
語っている時のあの意味深な汗はなんかあるのかと深読みしてしまうよ…。


月島兄弟。

お兄ちゃんはびっくりしました!
以前、お兄ちゃんがツッキーのバレーやっている姿を見にきてくれたらツッキーは本当に壁を越えるんだろうね、という話を友達としていましたが、その前哨戦が思いがけず入ってムネアツでした…。

お兄ちゃんがまだ変わらずバレーが好きだと言って続けている事で、
ツッキー自身、バレーを好きだと思うことを自分で許せるようになるんじゃないかな。
冷めた態度でのめり込むのに一線引いていたのはツッキー自身の性格もありますが、兄への気兼ねもあるように思えたので。

ツッキーは本当にお兄ちゃんが大好きなんだろうなあ…。
逆に月島兄もあれ相当のブラコンだと思いますよ!弟めっちゃ可愛いって思っているじゃないですか!
可愛くない!と言っているけれど、あれ可愛くて可愛くて仕方ない俺の弟やっぱり最高ー!!って惚気ているようにしか見えませんでしたが多分間違っていない。

あーー月島兄弟可愛い;;
多分クロは存在の重さで月島兄には絶対に勝てない。


黒尾さんと研磨さん。

それで黒尾さんですよ。
クロは何か…11巻読んで更に切なくなってきたんですけれど自分おかしい…??
研磨に対しても、周囲に対しても、あの報われない謎の献身どうにかしてください;;
もーーーやだーーーつらい 好きです

改めてクロと研磨の関係が凄く好きだと思いました。
研磨は日向ばっかり見ていて全く黒尾さんが報われていないような所が。
研磨は日向と出会った事で変わっていくし、バレーが好きになっていくんだろうな。
いつか、それを見ていたクロが満足そうに良かったなって笑うだけでいい。

しかし研磨が黒尾を全く眼中にないことで(こういうとちょっと違う気がするけれど)、逆に黒研ありかもと思ってしまった…。
研磨が日向に夢中になっているのも可愛いし、それを外から見ている黒尾さんの構図もめっちゃときめく…。


うーん研磨がクロを眼中にないというのはやっぱり語弊があるかな!(唐突に続き)
研磨にとってクロは慣れ親しんだ幼馴染で、そこに目新しさや研磨自身を劇的に変える何かはないんだろうなあと思って。

研磨がバレーを始めるきっかけはクロでしたが、それ以上に感情を揺さぶるものはなかったというのが悲しくて。
あれだけ一緒にバレーをやっていたのに、クロは研磨にバレーを面白いと思わせる事が出来なかったんですよ。
…というのが一番心抉りつつ萌えるポイント…。

クロは研磨を凄く気にかけていて、あんなにバレーを好きになってほしかったのにね。
でも研磨が日向と出会った事で変わり始めて、それをいい変化だと見守っている黒尾さんの構図がすごく…胸が痛い…。

研磨は日向と出会って、それまでゲームの画面ばかり見ていたのが、初めて主体的に人を見ようとしている気がします。
脳内イメージでは、隣に並んで歩いているけれど、真っ直ぐ前を見ている研磨と、研磨を見ているクロのイメージ…クロは別にそれに対して思う所は何もない。

純粋に研磨の変化をいい事だと思っているし、(恐らく自分が卒業していなくなった後の)研磨を心配して気にかけているんだと思います。
そこに曇りは多分ない。のが、逆に恐ろしい…。

ちょっとは自分の事も考えなよ!!!って黒尾に対して100回突っ込みますよ。

いや、曇りはないのかな…うーん…これ人によって解釈分かれそう。チビちゃんすげーな、とは思っているしほんのちょっと寂しいかもしれないけれど。
でもこれ嫉妬とか、ドロドロしたものには自分の中では結びつかないんですよね…。
嫉妬になった方が黒研は成立するのかな?


でもそういうのない上での完全に収束している黒研なら自分の中でありだ!!
これ黒研というのかわからないですけれども…そもそも終わっているし始まってもいないけれども…。


クロは研磨に対しては純粋な気遣いと好意だけで形作られているように感じてしまって、その辺が逆に無性に不安に駆られるところだったりします。
黒尾さん一見すごく健全なのにな…自分で掘っているのか何なのかよくわからない沼にはまっている;
黒尾さんの家庭環境が(略)

あーだから自分月クロ月が好きなのかな!?自己解決した気がするけれど説明はさっぱり出来ない(*^◯^*)
登場人物の関係はあくまでそこにあって、それを踏まえた上でのツッキーとクロの繋がり尊いと思うよ…。


月島さんから見た黒尾さんと木兎さん。

何回も同じこと呟きますが、11巻でツッキーがクロに対して敬意を払い始めた所がめっちゃ好きです…。
一番は3対3中の「ーハイ」ですが、合宿最後の別れでペコって頭下げているのも好き!
他の人に対してもあるでしょうが、一番直接的にお辞儀をしたかった相手は自主練で一緒に付き合った人達ですよね。
礼儀正しいツッキー…。

自主練組といえば、11巻でツッキーが木兎さんの名前を何度か口に出していたのが印象的でした。
木兎さんもツッキー呼びしているしね!
逆に黒尾さんはあの段階で、ツッキーには呼んでも呼ばれてもいないところが面白い…。

ツッキーは木兎さんに対しては割と素直に敬意を示している気がします。
木兎さんの人徳だろうなあ。

クロは初対面で茶化して第一印象を下げたであろう分、素直に敬意を示すにはハードルが高くなっている気がします。
でも最初はもっと表面上の敬語だったのが、自主練で教わる内に徐々に軟化しているように感じるし、
クロの指導に対し「ーハイ」と言っているのを見ると凄い人だと認めているんだろうな。
その辺りのツッキーの心境変化と変わったもの、変わらないものを考えると床転げ回るくらい萌えますね!


しかし黒尾さん罪深い…やめてほしい…(言いがかり)
しかしやたら解説役になっている所といい、クロはそういう役回りなんでしょうね。
卒業したら試合の度に解説役で出て来てくれたらいいよ…はっまた何でここに?そんなに暇なのクロ…って位唐突に出てくるキャラでいいから!


木兎さんと赤葦さん。

あと表紙なだけあって、木兎さんがすごく良かった!
魅力的な子だなあ…!
赤葦さんは長年連れ添った妻のような貫禄ある…あのコンビは誰から見てもニコイチじゃないですか…。

赤葦さんは木兎さんを凄く好きで尊敬して頼りにしていると思うのですが、木兎さんがいなくなったら辛いだろうな。
梟谷のチーム自体が火が消えたように寂しくなるだろうけれど、あれだけ一緒にいる赤葦さんは人一倍ダメージ多いでしょうね。
ボールを上げようとして、視線で無意識に木兎さんを探して、(あ、そうかもういないんだった)って思って他の人にトス回す赤葦さんを思うと胸が痛い…(気が早い妄想)


三年が抜けた後のどうしようもない空虚感はどこの学校でもあるんだろうな…その飢餓を埋めるようにどんどん一二年が育っていくんだろうけれども。
頼れる存在がいる安心感って失ってからの方がより強く実感するよね。



HQ11巻情報多くて処理し切れてないのですけれども、日中もぼんやりと思い出しては元気になれるからユンケルなんてめじゃないくらい凄い。
HQ面白いですね!!




…っていうのをTwitterでぼそぼそやっていたのですが、改めて見たら文字量に震撼しました…。
でもまだ上手く語れていないことこの倍くらいある(小声)

2014年ですね!
明けましておめでとうございます!(開き直り)

久々に長文が書きたくなったので長らくのTwitter引きこもりから出てきました。
Twitterで呟いた内容の焼き直しになります。


【名前による分類】

HQキャラの名前は、全てではないですが、意味を持っている名前が多く
またそれをキャラの関係によって分類出来ると思います。
Twitterでも呟いていましたが、名前の分類と、そこに合わさった関係性について考えてみました。


まず主人公組から顕著です。
日向と、影山。
光と影。
様々な分類が出来ますが、一番多いのがこの「光」と「影」の分類です。
他のキャラでもそのような光と影に関係する名前が多く見られます。

ぱっと思いつく限りでも、光は、日向、西谷、旭さん、木兎さん。
影は影山、月島、黒尾、夜久さん。

作中で対比されているキャラごとに見てみます。


1.【日向と影山】

まずは主人公組。
「日向」「翔陽」と、「影山」「飛雄」。
名字が光、影の対になっていると同時に、名前も「翔」「飛」と対になっています。
合わせると「飛翔」。これめっちゃ格好良くないですか!すごい!

光があるから影が生まれる、影があるから光が輝く。
表裏一体、対となるものという意味とともに、
二人合わせると「飛翔」出来るという…ばっちりと二人の関係を表した名前じゃないでしょうか。


2.【東峰と西谷】

これもベタベタな感じで分かりやすく対の名前です。
「東」の「峰」から昇る「旭(=朝日)」と、「西」の「谷」に沈む「夕(=夕日)」。

旭さんは=朝日から、隠れていた太陽が登って輝くというイメージではないかなあと。
部活から暫く遠のいて復帰していく所からの連想です。

対して西谷は=夕日。
恐らくこれは最初に旭さんがいて、その対になるキャラとして付けられた名前ではないでしょうか。
光には分類されるのですが、夕日は沈む危うさも持っています。

西谷は性格も明るく、いかにも光!という感じなのですが、
登場初期の、旭さんに引きずられて試合に出なかった姿を考えると、
夕日という名前から危うさを感じてしまう…。
光なのですが、朝日があるからこそ存在出来るという一対感があるというか。
あとは、背後にいていつも守っていてくれる安心感の連想もあるように思います。


3.【日向と月島】

これは本編コミックス10巻でも出てきました。
「日」向と、「月」島。
太陽と月の対比です。

光と影に分類出来る名前ではないかと思いますが、
ただ、月は光るんですよね。
太陽の光を受けて輝く月という構図が、日向に触発されて開花していく月島に繋がっているのではないかと思います。


4.【黒尾と月島】

「黒」尾鉄朗と、「月」島蛍。
どちらも夜を連想させるものとして影属性。
この二人は立ち位置としてもよく似ているんですよね。
些か目が曇っている感は否めないですが、それを抜きにしても対比させるキャラとして描かれているように思います。
冷静なミドルブロッカーとして、周りをよく見て動くタイプという意味でも二人とも影属性かなと。
というかコミックスの人気投票見返していたら、クロは「策略家」って二つ名ついているんですね!?
何それ格好いいー!増々中二っぽい匂いがするー!!

あとは10巻からの本編を見ると、黒尾が月島を成長させる師の役割を果たしています。
新月から輝く月→真っ黒な闇の中から次第に生まれる月の光…と考えると、
クロが育てるツッキーの暗喩にもとれるかなと思ったり…。

月クロ月についてはそれだけであと1000文字くらい語れるのでまた機会があればまとめます。
妄想が膨らんで苦しい。



5.【黒尾と研磨】

これは今まで挙げたような光・影の対ではないですが、
「黒」い「鉄」を「磨」く(=研磨する)という意味から、やはりセットの名前になっている気がします。
黒尾の(ひいては音駒の)プレイスタイルがあくまで研磨を中心に成り立っているのは、
研磨によって初めて「鉄」が光り輝くものではないかなと。

黒い鉄を磨く、という風に書くと、とても刀剣っぽくてときめきますね!
密かに音駒の刀剣コンビと呼んでおります。


6.【黒尾と灰羽】

「黒」と「灰」から、色彩繋がり。
灰色が濃くなったものが黒です。
本編中に何度か黒尾がリエーフを鍛えているシーンが描かれていますが、
同じミドルブロッカーとして、黒尾のポジションを継ぐものという意味が名前にも表れているように思ってしまう。
自分の抜けた後の音駒の事を思って、後輩に自分の持っているものを教えているクロを見ると
こう…胸が詰まります…。


7.【田中と山本】

田中「龍」之介と山本猛「虎」。
虎と龍です。
言葉いらず!がおー!

そして灰羽も名前のリエーフが獅子の意味とのことで、
もしかしたら猛獣繋がりで、今後この二人と何か絡みがあれば面白いなあ。


8.【及川と岩泉、及川と影山】

これはTwitterで友達が言っていたのですが、水繋がりでしょうか。
「岩」から溢れる「泉」から流れる「川」のイメージ。
及川さんはいかにも世界の主役は俺だ的な怪しいオーラ出しているくせに、名前は割と平凡なんですよね…。

「及」の字を調べてみたら、
「ある線まで追いつく。ある範囲まで届く。」
と出てきてOh…となりました。
ある意味、及川さんと影山の名前も対比しているのかもしれません。
「及」川徹と、影山「飛」雄。
努力して努力して築き上げたものを飛び越えていく影山だとしたら、せ、切ない…。
名前から危ないオーラ放っている及川さん怖い。


9.【木兎と赤葦】

これも他に比べると弱いですが、「木」と「葦」の植物繋がりでしょうか。
公式試合で梟谷を見るのが楽しみです。


10.【月島と山口】

二人セットで描かれるのに、ここも名前の繋がりは弱いんですよね…。
あえていうなら、「山」にかかる「月」でセットでしょうか。

月島と山口は、ずっと山口が月島に対し憧れを抱いていて追っているのに対し
月島は何となく一緒に友達やっている…という感じだったと思います。
友達の気持ちのベクトルが、山口→月島なんですよね。
それが変わったのが、10巻のシーン。
あれで、初めてお互いがお互いを尊重し合える友達になったんじゃないかなあ。
山口は妄信的に月島に憧れる事をやめて、月島に友達として向き合ったし、
月島も初めて山口を一人の友達として認めたように思います。

月島と山口は自分の中ではカプじゃないのですが、友達って素晴らしいね!!ってめっちゃ思います…。
大好き!



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あとは伊達工の青根の名前が、そのまま「高伸」で笑ったり、
澤村と菅原の名前が、「大地」と孝「支」で何となく繋がりがあるのかな?と思ったりとか。

HQは対になるキャラがあちこちに配置されていて面白いなと思います。
他に色々隠されていそうで深読みも楽しい!

そんなにハマるつもりもなく、普通に面白いなーと読んでいただけなのに
いつの間にか沼底にいて膝抱えていて本当に怖いなと思いました。
あと、語りからお察しの通り、クロが好きです。
更に言うなら、クロ月からの月クロ成長物語が大好きです…(小声)


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